2013年01月07日

最近読んだほん

本浅倉大介の作曲・アレンジ教室
リットーミュージック
2011
作曲のしかたからはじまり、シンセを使った作曲の方法になり、
ミックスの方法までが書いてある。
ほんとうに曲の作り始めのところから、普段曲を作っている人まで
パートにより、色々なレベルの人向けになっている感じ。

本5分で演奏モードの身体をつくる
フィンガネス・エクササイズ
神原泰三著
音楽之友社 2003
全身の軸を意識したり、動きの関連性を確かめ、身体をゆるめていくための本。
足の指の緊張が、手の指の動きに関わってくるなど
全身運動を中心に書かれている。

本ピアノ初見のうまくなる本
青島広志
ハンナ 2012
28曲の例が出ており、楽譜に(次の段を見る)などのヒントが書き込まれている。
ただ楽譜の初見だけでなく、音楽的に理解できるようなことが色々書いてある。
ピアノが弾ける人にとっては、役に立ちそう。



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2012年02月28日

「感じる科学」

今回は音楽ではない本のレビューですペン

さくら剛 著「感じる科学」
サンクチュアリ出版 2011年

著者のさくら剛さんのことを知ったのは、「旅行がしたいけど都合がつかないので、ネットで海外の旅行記を探して読み、バーチャル旅行気分にひたる」というのをやっていた時のことでした。

ネットサーフィンの末、さくらさんの旅行記の「中国初恋」を見つけて、何日もかかって夢中になって読みました。何しろかなりの量の文章なので。
さくらさんの旅行記は、ぱっと読み不真面目なんだけど、読みやすくて、汚いものの表現やつらいことまで、非常にリアリティがあります。
さくらさんとは年代も同じなので、挟んでくるギャグが全部ストライクで、とにかく爆笑しながら読んでいました。
笑うことって癒しなんだなと気づき、ミュージシャンとして、音楽で本当に人を幸せにできるのか、本気で考えたり…。

そんな私の癒しであるさくらさんが出版した本は、書店でみつけるたびに購入させていただいていました。
ネットラジオの「さくら通信」も、最近からですが、聞かせていただいています。
今日はそんな1ファンとして、音楽の本ではありませんが、さくら剛さんの「感じる科学」のレビューをしたいと思います。



今回は、さくらさんが科学の本を出版なさるということで、高校時代に科学が13点だった私でも、絶対さくらさんならおもしろくわかりやすく書いてくれて、色々わかるに違いない、と確信していました。

早速読んでみたところ、表紙に「バカバカしいたとえ話で科学の本質がわかる」と書いてある通り、1ページめから、ほんとにばかばかしくわかりやすい例えに、電車で読んでるのにニヤニヤが止まりません。
終始、すごく軽いノリでさらっと、科学の楽しさがわかる本になっています。

ひとつのことを説明するために、かならず、いくつか例えを出してあるのですが、一見関係ないかと思われるほどの例えでも、だからこそものすごくわかりやすいです。
その話もたとえば、キャバクラがどうのだ、スカートの中をのぞくだ、おしりを触るだ、ゴキブリがどうのだ…
しまいには宇宙の話であぶない刑事まで出てきたり…。話題的に、若い人おいてけぼりですが(笑)

さらに、いちいち、「ここに、心の岸辺に咲いた赤いスイートピーがあるとします」…だの
この方の文章は、ほんとにいちいち芸が細かいのです。

話の伏線の、一瞬関係ない話も多いのですが、キツネにつままれたような騙された感じで読んでいると、気付いたら本題を理解できていたり、いつのまにかさくらワールドに引き込まれていく本です。

ひらめき内容は
・光
・特殊相対性理論
・万有引力
・一般相対性理論
・量子論
・タイムマシン
・発明
・宇宙
・進化論

と、チャプターが分かれて説明されていますが、自分は相対性理論と、宇宙のところが特に面白かったです。
実は相対性理論のことは、名前しか知らなかったくらいで、今回初めて内容を知りました。
教科書や、難しい本では、さぞかし難しく書かれていて難しいことなのでしょうけど、すっと入ってきました。

音楽関連の本は、こんなブログを作るくらいなので、普段から、好きで色々読んでいますが、やはり、読みやすい本も、読みにくい本も、中にはあります。
はじめから興味があれば、読みにくい本でもなんとか読めるものですが、それでもものによっては、どうしても、「わからせる気がないだろう!」と憤慨するような本も…たまにあります。
「どうだ面白いだろう、えっ?!」というゴリゴリ押しの強い本も、逆に読みにくかったりもします。

でも、この本は、そのへんの温度感がちょうどいいので、むかつくこともなく、頭が「?」になって嫌気がさすこともありませんでした。

でもでも困ったことに、人に説明しようにも、さくらさんの例えを使ってさくらさんの話術でないと教えられません。
人に説明しなきゃいけないときには、すっとこの本をカバンから出して、オススメするしかありません。
そういうわけで、音楽のレビューではありませんが、オススメということで、レビューを載せました。

サンクチュアリ出版から、1365円で発売中です。
私は書店の、科学のコーナーで、参考書などにまじっているのを発見しました。
(参考書じゃないんだけれど…。)
科学の点数が悪かった人ほど、ぜひ読んでみてください黒ハート

感じる科学のページはこちら
posted by ふらに at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月16日

名曲の「常識」「非常識」

名曲.jpeg名曲の「常識」「非常識」オーケストラの中の管楽器考現学
佐伯茂樹 著
音楽之友社 2002

オーケストラの中の管楽器考現学…ということで、クラシック音楽の、楽器などについての興味深い話がたくさん書いてありました。

たとえば
オーボエは C管だとオーボエ、A管なら オーボエ・ダモーレ、F管なら コール・アングレと名前が変わって、
音色や情緒がイメージされていて違いもわかりやすいが、
クラリネットのA管とBb管を吹き分けている人はどれだけいるのか?

チャイコフスキーの「悲愴」はロシア語では「激情」の意味(これはちなみに…の部分に書いてありましたが)

などなど、へーっ、という面白い話がたくさんです。
時代背景、地域によっての特性や慣習なども考慮するべき、ということがよくわかりました。
posted by ふらに at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽理論本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロール・オーバー・ベートーヴェンDTM時代のロック的新作曲講座

1101282672.jpegロール・オーヴァー・ベートーヴェン
DTM時代のロック的新作曲講座
斉藤節雄 著
シンコー・ミュージック 1995

打ち込みで曲を作るなら、楽器が弾けなくても大丈夫!という観点から、まずはMODEの曲のメロディーを打ち込んでみるという、一般と違う独特な切り口から作曲講座をしています。
とはいえ、具体的な作曲講座は全体の1割程度で、紀元前のギリシャの音楽からビートルズ、そしてその先…までの音楽史が9割といった感じでした。

じつは、文字が細かくて改行も少なくて、果たしてこの本を読みきれるのかと最初は心が折れかけたのですが
いいことがたくさん書いてあるので、絶対読破する!書いてあることが全部わかるようになる!という半ば意地で読みきりました。
筆者の斉藤節雄さんは、ギタリスト的、ロック的な趣味嗜好のライターさんなので、自分のような鍵盤楽器から音楽に入った自分にとっては、知らないことがいっぱいでした。
なんといっても、自分、本の名前の「ロール・オーバー・ベートーヴェン(Roll Over Beethoven)」が、チャック・ベリーの楽曲でロックンロールのスタンダード曲だということすら知りませんでした。
15年前の本なので、バブル崩壊直後頃のインターネットのことなどがまだ含まれていない時代までのことが書いてあり、ある意味把握しやすかったです。

本は蛍光ペンのマークと付箋とタグでいっぱいになりました。
何百という曲、人、たくさんの参考のアルバムや映画や本が文中に出てくるので、ひたすら書いてある曲を探して聴いたりしました。
まだ全部は探せていないので、今後も地道に聴いて行こうと思います。
posted by ふらに at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

筝曲の歴史入門

箏曲の歴史入門.gif筝曲の歴史入門
千葉優子 著
音楽之友社 1999

音楽検定で筝曲の問題が出るので、勉強のために筝曲の本を何冊か読んでみました。
著者の千葉優子さんは宮城道雄記念館の研究員主任さんということで、色々な豆知識も多くて参考になります。
ネコ?の「コトちゃん」と音楽の先生「主人」とのやりとりとして進んでいく、とっても読みやすい本です。
内容は
第一章 江戸時代
第二章 明治時代
第三章 大正、昭和、そして現代
と時代別に分けられていて、それぞれの時代背景などもわかりやすく書かれていました。

読みやすさ度 ★★★★★
筝に詳しくなる度 ★★★★☆
筝に興味が出る度 ★★★★★
posted by ふらに at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本音楽史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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